2022 年 比治山大学短期大学部美術科洋画コース 卒業
2023 年 比治山大学短期大学部専攻科洋画コース 卒業
現在 比治山大学短期大学部 研究生

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画歴
2020年

  9月：美少女に会いたい展Ⅲ(一兎庵・東京)
10月：まよなかのハロウィンパーティー2020(boji hair＋gallery・東京)
2021年

  1月：百花繚乱HERO 展（Picaresque Gallery・東京）
　　　アトリエブラック公募作品展（ギャラリーブラック・広島）
  2月：名もなき美術館（渋谷モディ・東京）
11月：ルミエール絵画教室作品展（広島県民文化センター・広島）
2022年

  1月：アトリエブラック公募作品展（ギャラリーブラック・広島）
  2月：比治山大学短期大学部美術科 卒業・修了制作展 本科第54 回卒業・専攻科第20 回修了（比治山大学・広島）
  6月：718 アートオークションHiroshima VOL.2（ギャラリー718・広島）
  7月：広島平和美術展（広島県民文化センター・広島）
  8月：わたしたちの向こう側（大須賀 Gallery Passage・広島）
  9月：比治山大学短期大学部美術専攻科作品展（広島県立美術館県民ギャラリー・広島）
11月：それぞれの展。（横川ギャラリー18 帖の空間。mosaic・広島）
12月：第3 回Gates Art Competition 入選作品展（Gates Museum Art in White・オンライン）
2023年

  2月：比治山大学短期大学部美術科 卒業・修了制作展 本科第55 回卒業・専攻科第21 回修了（比治山大学・広島）
　　　 私たちの純情（廃墟ギャラリー・広島）
  3月：安芸府中高校美術部作品展 AKF ART EXHIBITION 2023（ギャラリーF・広島）
  6月：718 アートオークションHiroshima VOL.3（ギャラリー718・広島）
  7月：広島平和美術展（広島県民文化センター・広島）
  9月：プリチー・ガールズ展（横川ギャラリー18 帖の空間。Mosaic・広島）

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Exhibition 5　少女はそこにいる

【展示コンセプト】
絵画には原画でしか伝わらないものがあるといいます。SNSの画像や印刷物よりも原画を見るべきだと。しかしながら、今回、Merry Art Gate にてバナーを展示させていただくにあたり、バナーに印刷するからこそ生まれる何かがあるのではないかと私は考えました。
そこで、原画の展示ではおそらく隣同士で展示しないであろう二人の少女をMerry Art Gate のショウウィンドウにて出会わせてみることにしました。
私の作品には、「作品の向こう側の世界に少女がいて、作品の外側のこちらの世界を見つめている」という世界観の設定があります。果たしてこの世界観の設定はバナー上でも成り立つのでしょうか。今回は、上記のことを成すため「作品の向こう側の世界」に対する意識をより重要視しました。
左側の作品は『秘められた悪意に気付いたとき』。原画のサイズはF50 です。少女たちの会話の中で生まれるちょっとした悪意を表現しました。広島平和美術展に出品していた過去作です。右側の作品は今回の展示のために描き下ろしたF6 サイズの作品です。題名は『無
意識の悪意』。嫌いなあの子について話すときの自分の正しさを信じて疑わない少女の様子を描きました。サイズや描かれた時期の違う二人。バナーに印刷しなければ出会わなかった二人。二人はまるでバナーの向こう側の世界で、鑑賞者の方をチラチラと気にしながらヒソヒソ話をしているみたいです。
私が原画を展示する以外の方法で作品展を行うのは、今回が初めてでした。冒頭で述べたように原画でしか伝わらないものというのは私も確かに存在すると思います。しかし、今回、バナーに印刷しての展示を行い、原画でないからこそ生み出せる世界があるのだと気づき
ました。原画でも、印刷物でも、SNS の画像でも、作品の中の彼女と目が合ったのなら、確かに少女はそこにいるのです。

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